「間違いに腹を立てるか、許せるかで分かる人間性」 と言う記事がヤフーニュースに出ていました。
「お見合いの時に、彼はアイスコーヒーを頼んだのにホットコーヒーが来たんです。
コーヒーが置かれた時、 『あれ? アイスコーヒー頼んだんだけど。
あ、でもいいです、いいです。ホットも同じコーヒーだし』と言って、
『申し訳ありません』と下げようとしていた店員さんから、
ホットコーヒーを笑顔で受け取ったんですよ。
それを見た時、『あ、この人、素敵』って思いました」
人が何か間違えた時に、「筋が通らないことは大嫌いなんだ」と怒るか、
「あ、いいですよ」と許せるかどうかで、その方のお人柄や懐の深さが透けて見えますよね。
かつて成婚退会した女性が、旦那様になった男性についてこんなことを言っていました。・・・「ヤフー記事より抜粋」
当方の会員さんの話ではないのですが、
心がゆるむ良い話ですね(*^-^*)
私がその立場だったら、 その時の状況によりますが、
「そのままで良いですよ~」の時もあれば、
「やはり、アイスにしてください」もあるのかなと思います。
でも、怒らなくても良いですよね~(^^)
目印を忘れてしまった件もそう、
お見合いの待ち合わせで事前にプロフィールの写真を見ているはず、
なら、特に目印がないことを咎めなくても良いかと思います。
エレベータの話もそうですよね。
順番なんてお店の人にしたら先にお店に来られた方を優先するのが一般的な対応。
そんなに怒り心頭にならなくても良いのですが、
そこには仕事だからちゃんとしなければならない。
アイスを頼んだんだからホットではいけない。
間違えてはいけない・・・なのかもしれないですね。
それと、損したような気がしたのではないかと思います。
「アイス珈琲が飲める」だったのに出てきたものがホットでは脳内が誤作動を起こしそう(笑)
エレベータの話は、先に乗ったのは自分たちだったのに・・・「優先されない」という歯がゆさ。
そんな自分の中の理不尽な思い、感情が溢れてきたときに、どう対処するのか。
想定外の時にどう対応するのか、
その人のお人柄と言うより、価値観が分かります。
自分の正義と拘りが強いと「許せない」が多いのかもしれない。
それと有料と無料の違いあるのかなと思います。
普段は優しいのに「仕事」となると、とたんに厳しくなる人もいます。
仕事ならちゃんとしなければならない。
お金払っているんだし。
お金頂いているんだからちゃんとしないと。
社会で生きていくために、親から、先生から、上司からずっと教えられてきたこと。
ちゃんとしないより、ちゃんとしたほうが社会で生きていくにはその方が良いかもしれません。
但し、その場の空気を読んだほうが良いということも多々あります。
拘りが強いと自分がしんどくなります。
とは言え、あまり我慢するのも宜しくないと思うので、
言いたいなら言っても良いし、怒りたいなら怒っても良い・・・かと思いますが、
それで離れていく人はいるかと思う。
でもそれも仕方ないこと。
怒る人、キレやすい人の論理で、
「あなたが私を怒らせている!」 というのがあります。
正しい私を、間違っているあなたが怒らせているという論理。
つまり、「自分は怒って当然だ」と怒りを正当化させる。
しかし、そんな怒りの感情を一方的にぶつけられて「ああ、私がこの人をこんなに怒らせて悪かった」と、
心から反省する人はまずいません。
もし些細なことで「私がこの人をこんなに怒らせて悪かった」になった時には、DVが成り立つ世界です。
大概の人は、「私がこの人をこんなに怒らせて悪かった」にはならないという事を理解しておくと良いのかもしれません。
「ホットコーヒーを笑顔で受け取ったんですよ。
それを見た時、『あ、この人、素敵』って思いました」と思った彼女は、そんな優しい彼とご成婚になられたようです。
とっても素敵なエピソードです(*^-^*)
良い話には間違いないのですが、
拘りが少ない彼、角度を変えると「どうでもいい」、「なんでもいい」にもなります。
メニューを決めるときに、「何でも良いよ~」 かもしれません。
すべて表裏一体、両面があるということです。
でも、わたしなら、
そんなことで怒る人より「何でも良いよ~」と言うパートナーのほうが良いですね(^^)