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2008.04.16
血液型の話
皆さんよく血液型のお話しをなさいます。
自分との相性についてとても気になる方、まあまあ気になる方がいらっしゃるようです。
気にならないという方が少ないといっていいほど
今や血液型と性格判断(相性を含む)は定着しているようです。
コミュニケーションの一つとして話をするのは良いとして、
気になりますのは、ある血液型に対して特定のイメージがあるようです。
また自分がその血液型ということでとても気にされている方がいらっしゃいます。
人の性格と血液型は、何の関係もない事が学術的にはっきり証明されていますのでまったく気にすることはないのですが。
占い程度でとらえていただけたらと思うところです。
血液型で性格を判断するのは日本とその影響を受けた韓国や中国、台湾だそうです。ちなみにアメリカ人は、自分の血液型をほとんど知らないそうです。
なぜ日本人は血液型の話をするようになったのか・・・調べてみました。
●血液型性格関連説は、1927年に心理学者・古川竹二が最初に提唱した。しかし、すぐにこの説について検討が行われたが、支持されず、いったんは消失した。ところが、戦後、作家・能見正比古、能見俊賢、鈴木芳正らの著作により、血液型性格判断（「血液型人間学」）が流行した。これを受けて、 1980年代後半、心理学者によって追試・検討が盛んに行われ、 ABO血液型と性格の関連が見出されないという結果が報告された。
●1959年、アメリカの心臓専門医であるフリードマンとローゼンマンが
虚血性心疾患に陥りやすい行動パターン「Ａ型行動」を発見しました。
この「A型行動」こそが血液型ABO式のA型と勘違いされたところから、
血液型と性格に関連があると認識されてしまったようです。
そして血液型の本もよく出ています。
おもしろおかしく書かれている本もあれば
なかには、「ブラットタイプ」というのもありました。
著書「ブラットタイプ」から
輸血を必要とする
ひとりの女性が
泣きながらつぶやいた
Ｂ型になるくらいなら、
死んだほうがマシよ！
骨髄移植をしなければ
彼女は助からない
だが
骨髄移植は血液型を変える
B型に…
人はなぜ、
血液型で性格が変わると
感じてしまうのか
なぜ、信じてしまうのか…
一日でも早く証明して。
血液型で性格は変わらないって！
貴方は「血液型で性格が変わる」という話が、
日本にしかない迷信だと知っていますか
もし愛する人が、
血液型ゆえに貴方を嫌いだと言ったら、
貴方はそれを受けいれられますか
非科学的であっても、
誰もが「あるかもしれない」と信じてしまう
そんな強烈な錯覚を生む迷信―
貴方なら、どうやって証明しますか
「血液型で性格は変わらない」ということを―
血液型の話は奥が深く、
きりがないようなのでこれくらいにしたいと思います。
皆さんも機会と興味があれば
一度調べて見られてもよろしいかもしれないですね。
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