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2013.05.27

釣書でのお見合い

最近、会員さんから「釣書」ってなんですか?

と聞かれることがたまたま続きましたので、少し触れたいと思います。

最近ではめったに聞かなくなったこの釣書、
当方でも以前は稀にお見合い時において「釣書」・「身上書」の交換がなされておりました。

釣書(つりしょ)は、見合いの時などに取り交わす、身上書・親族書を指す。釣り書、釣り書き(つりがき)ともいう。釣書には、身上書(もしくは履歴書と家族書)と親族書を封入し、仲人を介して先方に渡す。白無地の上質封筒を用いて、水引や熨斗は付けない。

釣書は血縁関係などを示す「系図」を意味し、氏名と氏名を線で結んだ様が文字をつるしたように見えることが由来とされる。 見合い結婚、すなわち媒酌結婚は武家社会が起源で、武家の間で縁談の際に互いの系図を交換していたため、こうした呼び名が残っているとされる。本当は「釣書」ではなく「衡書」。つまり、両家の家柄のつりあいが取れるかどうかを事前に調べるためものであった。

書く *家族書というのもございます。

ようするに釣り合いが取れているかどうか・・・と言うことです。

現在のお見合いにおいては、
プライバシー保護の壁もありますが、何よりフランクなお見合いのほうが好まれるという傾向もあり、プロフィールで気軽に会えるお見合いが主流となっております。

昔のお見合いは仲人さんと双方の親御さんがご同席というのが当たり前で、料亭で御着物で・・・と仰々しいものでしたね。これも今でいう婚活とすれば結構な費用がかかっていたことになりますお金

今の時代いきなり「釣書をご持参ください」なんて言われたら「何でそこまで・・・」と抵抗感のある方がほとんどでは?
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